こ・・・この男・・・逝ってよし!


このコンテンツも10年で21ページ目を迎えました(笑)

今回もギターの話なんっすけど・・・・(-"-;A ...アセアセ

エレクトリックギターの世界2代メーカーと言えば、GibsonとFenderですよね。
アコースティックギターの世界2代メーカーと言えば、MartinとGibsonですわ。
ギター弾いてる方々で、このMartin、Fender、Gibsonを知らないなんて
潜りって言うか、ギター弾くなってか、逝ってよしっすわ(笑)

で、今回は(も?)アコースティックギターの話っす。
タイトルは「やっぱりアコギが好き!」ってこって (* ̄Oノ ̄*)ホーッホッホ!!

過去から現在まで、色んなギターメーカーが現れては消えて行きましたねぇ。
ま、過渡期って言われる時代にはどの商品もそうなんっすけど。
バイクも、バタバタって言われてた頃は数々のメーカーが生まれ
淘汰されて現在のメーカーが残り
車も、同じようなもんで・・・

最近(2009年)テレビで「官僚達の夏」ってのを見てたんっすけど
戦後、昭和36年〜46年くらいの高度成長期の官僚の苦悩
企業の生き残りを、製糸、自動車、炭鉱、航空機を背景に書かれてたんっすけど
丁度私が生まれた頃がど真ん中くらいで、興味深く拝見させてもらいましたわ。

ギターも同じっすよね。フォークブームって言われた1960年代後半から
1970年代に掛けて多くのメーカーが出てきて
今ではジャパンビンテージって結構な値段で取引されてますわ。
先のタケだぁ〜の製作記にも書きましたが
MADE IN JAPANは、侮れないって事っすわ。
まぁ、中にはベニヤやろ!みたいな食えない商品もあったみたいですけど。

現在は殆どのメーカーが無くなり生産は多くのメーカーが中国、韓国に
工場を持ってんですけどね。
先に紹介したS.Yairiとかはメーカー自体が無くて現在はキョーリツさんの
いちブランドでしかなくなってますし・・・
対して、K.Yairiさんの方は、今でも国内生産で頑張っておられるとか。
最近楽器屋さんへ行く事もないんで詳しくは知らんのっすけど
私がギターを始めた頃は、アリス ミーツ モーリスなんか言って
結構テレビでもCM打ってたんっすけどねぇ。

前置きが長くなりましたが、今回はそう言う話っすわ <なんだよそれ・・・

私がギターを本格的に始めたのは1978年(昭和53年)の夏
中学校3年の2学期ごろだったと記憶してます。 <受験勉強しろよぉ〜〜

実はその前に一時期ギターを触ってた頃はあったんですけどね。
小学校5〜6年でしたかねぇ・・・
ホント弾くとか演奏するって話じゃなくて、コードって物自体知らない
それどころか、チューニングの仕方もしらないって・・・(爆)
ちょこっと「禁じられた遊び」のマネをしてた時期でしたわ。

その時の担任がギター好きでねぇ。教室でギターを教えてたって記憶が
あるんっすけど、ですから教室にはギターが置いてあったんっすわ。
小学校卒業する時に、その中の1本の所有者、教頭先生が
outlaw君ギター弾くならこれをあげるよって言われたのがこれっす(;^_^A あせあせ
私は担任に教えてもらってたグループでもなく
何で私に言われたのか・・・さっぱり分からんのっすけど・・・・、



日本ビクターのガットギター(クラッシックギター)なんですけどね。
型式も不明ってか覚えてません(笑)
現在は物置の奥の方で隠居生活しております(笑)
親父に言われるまで存在さえ忘れておりましたm( _ _ )m
現状は弦も張ってない状態ですわ ( ̄∇ ̄;)ハハハ





ここに今まで所有してきたまたは、現在所有しているアコギを6本並べたんっすけど
左の2本は、今で言うドレッドノートタイプですね。
寺田楽器OEMのモーリスと木曾鈴木バイオリンOEMの二光トムソンです。
昔はウエスタンギターって言ってました。
左から3番目のは、キョーリツのブランドS.Yairiです。フォークタイプって奴ですわ。
昔からフォークギターって言ってんですけどね。
ま、右の3本は系列違いって感もあるんですけどね。
オベーション系です。韓国セレブリティー、韓国アプローズ、USAコレクターシリーズです。
元は、アコギ名手だった社長が自社製品とギターを結びつけて出来た製品っすから
あながち別物って区別する事もないかなと・・・(笑)
これらにはある共通点があるんっすわ。

ってか、これらだけではなく、K.YairiさんもYAMAHAさんも、ARIAさんも東海さんも
世界のギターメーカーさん、それどころか世界のマイスターさんも
共通するのは、MartinやGibsonのコピーが元って事なんっすわ。
個人のマイスターさんはMartinを徹底的に研究して
今の職に生かしてるって方がたくさん居られます。

ま、私も下手の横好き、ギタージャンキーの端くれっすから
コピーモデルじゃないギターが欲しいなぁってんで
1982年(昭和57年)に、これを買いに行ったんっすけどね(笑)

1977年製GibsonのJ-50 Deluxeなんすけど。
当時5年落ち、現在(2009年)は32年落ちのビンテージ?っすわ。
当時はあまりビンテージ物って拘りのない時代だったと思うんですけどね。
ビンテージって持てはやされる様になったんは1980年代かららしいっすわ。
それと、今の様にフィンガーピッキングって流行って居ませんでしたから
ハイポジションはあまり使わないので弦高ってあまり言わない時代でもありましたし。
しかし、32年の経年劣化と去年2008年5月から始めた「魂」のコンテンツまで
弾かなかった時期があり、ボディには元奥から哺乳瓶投げつけられた割れが・・・
煙草はガンガン吸ってニコチンだらけで・・・状態はメッチャ悪い・・・・(-"-;A ...アセアセ
それと、Gibsonのドレッドで頻繁に見られるのが、最終フレット横の割れなんっすわ。



これは私のギターではないんっすけどね。
Gibsonのドレッドの欠点として赤丸の所が割れてる物をたくさん見ますねぇ。
私のもそうなんっすけど、これのせいでネックが元起きしてんのか
何処かに不具合があるのか、元々弦高の高い機種だから
少しの歪みで不具合が出来たのか分からないんですけど
ハイフレットの弦高が高くなってハイポジションが弾き辛くなってるんですわ。
それに、なんだか最近ストロークしても1弦がバズってるってかビビってるし・・・
ほんま耳障りでこれでは使えんなぁって感じでして・・・(;´д`)とほほ

一度リペアのプロに見てもらって悪い所を聞いて
予算内でこいつをリペアしてやろうかなって思ったんっすわ。
リペアマンのHPはたくさん有っていろいろ見てみたんっすけど
どこも遠いんっすわ・・・・ギター送るのだけで不安っす・・・

が!この香川にもありますたぁ〜〜〜!!
ってか、できますたぁ〜〜〜〜!
高松市屋島西町にっす!
ギター リペアー 中村



画像をクリックするとHP「桜 工房」に飛びます。
店内はお宝の山でしたわぁ〜AG、EG、BGのジャパンビンテージが無造作に・・・100年ものもあるとか・・・
リペア中の楽器もたくさん有って、ギターどころかバイオリンもリペアされてました。



氏の経歴は、日本ギター製作所(現ESP学園)第一期生で
建築関連会社を経て2004年から自宅で修理を始め
2009年に工房をオープンしたそうです。
因みに、リペアだけではなくオリジナルのギターも作っておられました。
漆塗りにするとビンテージっぽい雰囲気になるんですねぇ〜。

でも・・・ここで問題が・・・
私の楽器は、Gibsonっす、紛れも無くGibsonオリジナルっす。
正真正銘、チャキチャキのGibsonっす・・・・

が!

1970年代のGibsonは買うなって巷で有名なGibsonっす(/||| ̄▽)/げっ!
それも、開運なんでも鑑定団の中島誠之助氏に
保存状態が悪いですねぇ〜って言われそうな・・・くらい小汚い・・・( ┰_┰) シクシク
リペアーマン様にお見せするのが・・・(*v.v)。ハズイ。。。。

で?同じGibsonのJ-50(DELUXE)で70年代は何が違うかと申しますと。
J-50と、兄弟の吉田拓郎氏が使って有名なJ-45とは
色の違いだけで、形状はまったく同じで同じ歴史を歩んでるんっすわ。
限定でナチュラルのJ-45がありましたが、意味が分かりますん・・・

68年までのモデルと現行モデルは、なで肩のラウンド・ショルダー(スロープ・ショルダー)と
呼ばれてボディの幅が16インチに設計されています(↓画像右)。

70年代J-50  ビンテージJ-50及び現行復刻J-50

69年からスクエア・ショルダーって呼ばれる物に変更され
その時HummingBirdや尊敬する谷村新司氏が使ってるDOVEなどが
発表されたんっすけど、ボディ幅は16 1/4インチに設計変更されます。
更に71年から、ダブル]ブレーシングに変更されるんっすわ。
これがダメでしたわ・・・表板の補強を×型二つつけて強くは成ったんっすけど
振動を殺しちゃって、これが鳴らないって理由らしいっす。
ダブル]ブレッシング××(ダメダメ)やんって言ったか言わなかったか・・・

 
ダブル]ブレッシングらしい・・・

ブリッジも67年まではアッパー・ベリー(上凸)と呼ばれた形状から
ボトム・ベリー(下凸)形状に変更されていますわ。
Gibsonフリークに言わせたら、ブリッチ逆に付けてるやんって感じっす(笑)
それどころか、まるで・・・・・まっそれは後で書くとして

YoTubeなんかでアップしてある形はビンテージ型だけだし
流通してんのほとんどビンテージ型ですねぇ。
逆に70年代は希少価値はあるかも(笑)

音的には少々ニュアンスが違いますが
Gibsonの音っすけどね〜箱鳴りが違うとか仰いますが
普通、弾き語りでも生で聞くことないっすからねぇ。
必ずって言って良い程マイクを通してミキシングかけますから
YoTubeの音も本来の生音ではないって思いますけどねぇ。
ま、Gibsonの音ってのは分かりますけどね(笑)

あ!話は反れましたが、私の個体。
自分的に見て、リペアお決まりのコースの
ナットの交換、フレットの打ち換え、サドルの交換・・・・・
まさか・・・下手したら楽器としてダメとか。。。
リペアするのが勿体無いとか言われちゃったら(/||| ̄▽)/げっ!
リペアに数十万って言われたら、蟄居させて同クラスの
ギター買った方が賢いかなぁ・・・・でも、19歳の時から使ってるし・・・
何だかんだ考えながら持って行ったんですけど・・・(-"-;A ...アセアセ

まず、弾いてみてくださいって言うんでいつもの通り
オープンに近いEmとGをガシガシ鳴らしてみたんっすけど
それから中村氏に渡して弾いてもらいました。
感想としては、「やっぱこの低音はGibsonの物ですねぇ。」
「ラウンドショルダーの物は特に日本人が好んでるって言うだけですよ」だって(笑)
まぁ、客になる人のギターを悪くも言えませんしねぇ(-"-;A ...アセアセ

結果としては、ナットとフレットは現行のままで良いそうっすわ。
「ネックが順反りなのと、ブリッジをさげたら弾きやすくなりますよ。
ホール部の割れは影響ないですが直した方が良いでしょうね。」
との事で、お幾らで直りますか?って訊ねたら、1万弱ですって・・・
え?Σ(=゜ω゜=;) マジ!?
そんなんでええんっすかぁ?採算取れるんっすか?って
こちらが気を使う様な金額でして~(=^‥^A アセアセ・・・
リペアをお願いして預けて帰ってきちゃいました(笑)
ま、出来上がってみなきゃ値段なんてわからんっすけどねぇ。
ってこって、現在入院中っすわ。出来上がりが楽しみっす・


さて、長くなっちゃいましたが・・・まだ終れんっす(笑)
先ほどのブリッジもボトムベリーに変更したらGibsonフリークがって話。

「まるで・・・・Martinやん」って言ったそうっすわ。

それどころか、当時のGibsonは売り上げが伸び悩んでて
マジで、当時売り上げ好調のMartinのDシリーズの外観を模して
Hummingbird、DOVE、J-50、J-45を作ったそうっす。
つまり・・・Martinの外観コピーをGibsonがやっちゃったみたいな・・・
でも、中味まで模したら怒られるんで骨組みはオリジナルにしたら
これまた、やっちゃった!みたいな・・・・・
ま、これは当時まだ音響が整ってない時代に音をハッキリ出したいってんで
ミディアムゲージやヘビーゲージの弦を張る傾向があって
Martinなんかはブリッジ周りが浮いてきちゃたり
表板が波打ったりしちゃうってのがあって、あえて補強したらししいっすけど・・・
そこまで頑丈にしなくても・・・って話っすよねぇ(笑)
その後のMartinも板厚を上げたりして鳴らなくなったっていわれた時期があったそうっすわ。
その後は、音響やピックアップが発達して
MartinもGibsonもそんなにヘビーなゲージを張らなくてよくなり
徐々に板厚が薄くてもOKと相乗効果で表板が振動して良く鳴る様になったらしいっすけど。
GibsonがMartinを真似てドレッドを作っちゃったのは事実っすわ。
おかげで、アコギが少し売れ出したらしいっすけどね。
Gibsonフリークには不評らしいっす。
ま、私的には当時寝ても覚めても聞いていた谷村さんが
Gibson DOVEやJ-45のコピーのモーリスを弾いてたんで
ドレッドの型の方がすきなんっすけどね。
それと、残念ながらドレッドしか新品も、中古もなかったですし(爆)
ラウンドとスクエアが並んでたら、やっぱスクエア買ってたと思いますわ。



さて、その時代から現在に至るまで、みぃ〜〜〜んなが模範とし
世界基準になったMartinとはなんぞやって話になりますわ。

Fenderにスクワイヤー、Gibsonにエピフォン、オービル。
Martinにはシグマって廉価版的メーカーがあります。
日本総代理店はクロサワ楽器さんですわ。
その歴史や現行型のスペックはこちらで見てください。<リンクかよ!



へぇ〜って思いましたか?(笑)
このページを見たらMartinとはなんぞやって分かるっす。
こだれけじゃ面白くないんで、簡単に型式の読み方を書いておきます。

○○○○○ ○○
 @ボディー仕様   Aスタイル仕様  B詳細仕様


 @   A   B  
 O  シングルオー
全体的にかなり小さめ
ボディの幅もかなり狭い
16 トップ:スプールス
サイド&バック:スプールス
 
V ビンテージの復刻版 
 OO  ダブルオー
全体的に小さめ
ボディの幅も狭い。
私のビクターはこれかも。
15
17
トップ:マホガニー
サイド&バック:マホガニー
黒バインディング
S  スタンダード
1936年に廃止された
12フレットジョイント復刻版
 OOO  トリプルオー
またはオーディトリアム
普通のサイズだが、0000やDと比べると
やや小さい。
私のヤイリがこれくらい。
18 トップ:スプールス
サイド&バック:マホガニー
黒バインディング
VS ビンテージスタンダード 
OOOO  フォースオーまたはM
16インチ幅なので全体的に
かなり大きい
 21 トップ:スプールス
サイド&バック:ローズウッド
黒バインディング
SQ ネック強度保持・調整機能の
アジャスタブルロッド(トラスロッド)が無いタイプ。
ロッド調整無理! 
 OM オーケストラ・モデル
通称オーエム
ボディサイズは000と同じだが
ネックが25.4インチのロングスケール
28 トップ:スプールス
サイド&バック:ローズウッド
白バインディング 
GE  Golden Era (黄金時代)
戦前モデルの完全復刻版
他メーカーがレプリカ作りまくりなんで
本家本元が究極のレプリカを作った
 D ドレッドノート
Martinの現行モデルの中では
一番大きい
35 トップ:スプールス
サイド&バック:ローズウッド&3ピースバック
ネックバンディングあり
白バインディング
AJ  アジャスタブルロッド(トラスロッド)がある物
現在は総てAJだが表記してない。
SQを復刻したモデルのみ
間違わない様表記
AJはGibson社が特許を
持っていたから使えなかったらしい。
 HD Hは、ヘリボーン(ニシンの骨柄)の略
ボディーバンディング
(縁取り飾り)がヘリボーン模様のドレッドノート
41 トップ:スプールス
サイド&バック:ローズウッド
ネックバンディングあり
白バインディング
ボディの表面のバインディングや
ロゼッタがアバロン、縦ロゴ 
LSH
LSV
ラージサウンドホールの略
レギュラー品より穴が大きい
VはLSHのビンテージ 
 DC Cはカッタウェー
レスポールの様に
ハイフレットを押さえやすく
エグったドレッドノート
42  トップ:スプールス
サイド&バック:ローズウッド
ネックバンディング及び
ボディ裏白バインディング
ボディ表アバロンバインディング
縦ロゴ(稀にトーチ・インレイ)
K  表板はスプールスだが
サイド&バックはコア材に
なってるもの
 J  ジャンボ
表面大きさはドレッドノートだが
厚みがM(OOOO)
45 Martin最上級のスタイル
トップ:スプールス
サイド&バック:ローズウッド
ほとんどのバインディングが
アバロン
縦ロゴ(稀にトーチ・インレイ)  
 K2  オールコア材

ま、これらを組み合わせてMartinのラインナップになるんっすけど
総ての組み合わせがレギュラーであるわけではないっす。
変り種にD-37KとかD-19とか今はないスタイルもあるらしいっすわ。
もしかしたら本家しか総ての型式は把握してないのかもしれませんねぇ(爆)

しかぁ〜〜し!ご心配なく。
ボディサイズはこれ、厚みはこれ、材はこれってお好きに組み合わせる事もできるそうっすよ。
実際Martin好きのかたがMartin社で作って貰ったって記事もありましたし。
その場合は末尾の詳細仕様がCUSTOMになるそうっす。
お気軽に言って頂けたら担当の者がお話を伺って製作するとの事ですわ。
その中から良い者は、OOO-45ECとかOOO-28ECとかの様に限定や
シグネクチャーモデルとして発売されるかもしれませんけどね。
ECって?Fenderの話にも登場した、エリック・クラプトンっすわ。
但し、ボディにBrazilan Rosewoodを使ってくれてのは無理っすわ。
1960 年代に、ブラジル政府は国内産業保護のために
Brazilan Rosewood(ハカランダ/ジャカランダ)の輸出を規制しちゃって
ワシントン条約で保護されちょりますから。
MartinのBrazilan Rosewood使用は1969年までっすわ。
そこら辺はヴィンテージで買うしかないっす。
ローズウッド使うなら現在はIndian Rosewoodだけっすわ。

ま、スタンダードシリーズのD-45で1,207,500円、D-45Koaで1,312,500円っすから
CUSTOMしたら・・・ ( ̄∇ ̄;)ハハハ
そうそう、D-45CelticKnotで420万らしいっすわ...( = =) トオイメ
これでも、私が買おうって思った頃よりずいぶん安くなったって思いますよ。
外国のギターですから円相場に影響されますからねぇ。
当時は円とドルの為替って今の3倍ちゃいますかねぇ。



でも、これからの時代だんだん難しく成って行くんでしょうね。
先にも書きましたが、ボディ材も昔は、Brazilan Rosewood(ハカランダ/ジャカランダ)が
Indian Rosewoodに変わりましたし
今のカタログではネック材が、マホガニー材からセレクトハードウッド(厳選広葉樹)に
成ってますもんねぇ・・・ヘッド3ピースマホガニーって1本材から取れないんで
ヘッド部だけ貼り木して作ってたんっすけど追いつけなくなって来てるみたいですわ。
厳選って言っても、マホかシダーかその他か、その時ある材料を厳選して
そのクラスに恥じる事のない木を使いますって事ですけど・・・・・
耐久性はわかりませんよねぇ・・・( ┰_┰) シクシク
ネックが間違いなくマホってのは2000年までらしいっす。
シダーやその他が嫌って方は2000年以前のものを買うしかないっすわ。

何れ木の楽器って無くなってしまうのかも知れませんねぇ・・・・・(´ヘ`;)ハァ
人口木材とか・・・非鉄金属・・・合成樹脂・・・・etc.
だんだんビンテージMartin、Gibsonは手が届かない物になっちゃうのかもっすわ。
バイオリンのストラディバリウスみたいに高価になったりして ( ̄∇ ̄;)ハハハ
環境問題と楽器製作・・・木を植えてもすぐには使えませんから・・・
マホガニーも今の在庫を使いきったら無くなるかも?との事っすわ。

まぁ、Martinの事を掘り下げて言ったら何処まで行くかわからんので
軽く表面をなでてみました、なんせ私飽きっぽくて浅く広くっすから(爆)
これが世界標準のアコースティックメーカーっすわ。


私もここ最近いろいろと調べてみて意外な事がありますね。
日本のギターの高級機種によくある3ピースバックって
Martinではスタイル35しかないんですよね・・・・
って事は、音、鳴りに関しては普通の2ピースバックが優れているって
考えなんでしょうか・・・これは意外な結果ですわ。
まぁ、元々Martin社が保守的なのかもしれませんけどね。
でも、Martinがするなら間違いないって事もありますから。





さて、文字ばかり読んでも長くなっちゃったし飽きちゃうんで
ちょっと画像を見てもらいましょうか。











ここにこんなギターがあります・・・(爆)














C.F.Martin&Co. D-35SQ 1979っす。

え?なんでそこにあんの?って?
そりゃ〜〜〜買っちゃたからっすよ(爆)
Gibsonのリペアがメッチャ安かったのと
少々小銭が入ったんで(-"-;A ...アセアセ

ドレッドノート型 スタイル35 アジャスタブルロッドなしって型で
スペックは以下の通りっすわ。



MODEL: D-35
TOP:                Solid Spruce
ROSETTE:             Black and White
TOP BRACES:          Standard 1/4
BACK MATERIAL:        Solid IndianRosewood
SIDE MATERIAL:         Solid IndianRosewood
NECK MATERIAL:         Mahogany
HEADPLATE:           Solid Indian Rosewood
FINGERBOARD MATERIAL:  Ebony
SCALE LENGTH:         25.4"(645.2mm)
# OF FRETS CLEAR:      14
# OF FRETS TOTAL:      20
FINGERBOARD WIDTH
AT NUT:              1 11/16"(42.9mm)
FINGERBOARD
POSITION INLAYS:       Style 28
FINGERBOARD BINDING:   White Boltaron R
FINISH BACK & SIDES:     Polished Gloss/ Dark Filler
FINISH TOP:            Polished Gloss
BRIDGE MATERIAL:       Solid Black Ebony
TUNING MACHINES:      Schaller Chrome
BRIDGE & END PINS:     White w/ Black Dots
PICKGUARD:           Black

ホントはD-18かD-28、HD-28を買おうかな?なんて思ったんっすけど
18や28が流行のMartinサウンドだって気もしますしねぇ。
まぁ、これはGibson買う時も思ってたんっすけどね。
当時はパソコンもないし、オークションもないし田舎の県では出物が無かったんで・・・
私の演奏スタイルも谷村氏に近いってか真似てたんで (-"-;A ...アセアセ
やっぱGibsonだなって思ったんですわ。

 
シリアルと型式はネックブロックに。可哀想なのでシリアルは隠してます(爆)

D-45には興味がないんっすわ・・・買えないとは思わなんだっすけど
アバロンのデコレートが高いんちゃうん?みたいな・・・・
あれだけ高くて当たり外れがあったら詐欺やがなみたいな・・・
あ・・・あげますって言われたら喜んで貰いますけどね ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ!

 
結構綺麗に柾目が通ってますが、ウェザーチック&Martinクラックが・・・

このギターの発表が1965年で私の生まれた年に近かったし (-"-;A ...アセアセ
それから数年後のフォークブームで日本のアコギの高級機種に
影響を与えた3ピースバックですからなんとなく・・・
D-35を使ってる方は、イルカさん、遠藤賢司氏、初期の吉田拓郎氏、飛鳥涼氏
なぎら健壱氏、佐野史郎氏、初期の長渕剛氏、初期のさだまさし氏が居るそうっす。
70年代以降ののフォークソングを支えた方々っすねぇ。
70年代はMartinと言えばD-35だったらしいっす。
まぁ、D-28の後継器って噂もあったらしいっすけど。
現在はMartin=D-28、D-18ですけどね。
似たスペックなら安い方が庶民の財布に優しいですし(笑)

まぁ、Martinとしては、入手困難になってきた
Brazilian Rosewood(ハカランダ/ジャカランダ)の
板を有効利用しようってんで苦肉の策だったらしいっすけど・・・・
一説によると最高級スタイルD-45とかの余った所や
1枚板で使えない板を有効利用してるって説もありますし・・・
廃材なら安いの?って思うかもしれんっすけど
バックの加工やこの機種以上からネックにバンディング(縁取り飾り)が付きますし
D-28より少々お高い設定っすわ。殆どスペックは同じなんっすけどね。


 
この個体は3ピースバックには珍しくセンターの板目が縦になってます(爆)

違いは、D-28は設計も古く伝統の一品で、音響なんか整ってない時代のものですし
通りの悪い低音が強調されてるのに比べて、D-35は音響も良くなった近代?で
全体のバランスを重視したって形になってるそうっすわ。
ってか、偶然の産物って感も無きにしも有らずって感じっすけどねぇ・・・
表板のブレッシング(補強)は、D-28の1/4インチに対して5/16インチに
薄く作られているので表板の振動を妨げない分効率よく響くらしいっす。
ただ、ギター重量も軽いですけど、重い音の方が遠くに響くのでD-28の方が
遠くに響くわけっすけど、マイクで拾う事を前程に考えたらD-35に軍配が上がるそうっす
確かにヨウツベなんかで聞くとソロなら18や28もええっすけど
バンドでやると他のアコとのバランスが悪いって思っすわ。
相方がMartinなら問題ないみたいっすけどねぇ。

私の様な弾き語り的な使い方や、オールマイティに使うには
D-35の方が無難じゃないかなって思ったんっすわ。
それにアコギは中古に限りますよ。
新しいの買って1から音作るなんて今更できませんもん。
昨日今日買ったアコギではまだまだ若いっすからねぇ〜
前の持ち主によって鳴りを作ってて貰う方が楽で良いっすわ。
そりゃ〜新品みたいに綺麗で傷一つ無いって方が良いならお勧めはしませんけど
毎日弾いても最低で2〜3年はかかるかもですねぇ。
プロならもっと早いんでしょうけど、一般人は一日の練習量がすくないっすから(笑)
使うと必ず傷ってはいるもんですから。勲章、年期ってもんっすわ。

ペグはシャーラーを採用してた時代っすね。今はゴトーですわ。

よく、GibsonとMartinどっちが良いの?って質問コーナーなんかで書いてあるんですけど
私のGibsonは77年製でMartinは78年。ホントは77年が欲しかったんですけどね。

私が弾いた感想は、Gibsonは、ドン!ガシャ!シャンシャン!って攻撃的な
男性っポイ音がしますねぇ〜やっぱストロークに向いてるみたいな。
Martinは、ドン!シャリィ〜ンみたいな・・・包み込むような
鈴の音の様な女性的な音だと思います。
J-50は現行型の価格だけで言えば、MartinのD-18とD-28の間って感じなので
D-35や28と比べたらいけないのかもしれないですけど
価格差って言うよりまったくの別物って感じですかねぇ。
比べるにも比べ様がないって感じをうけます。
♂と女性どっちが、上よ!ってねぇ〜〜(笑)

ネックなんっすけど、Gibsonを買った時は、アメリカさんって手が大きくて
力強いんだなって感じがしたんですけど、幅が広くてテンションも高いんで。
D-35を握ってみて意外に細いって思いましたわ。
テンションも緩い設定ですし。
それと、Martinは総てVシェイプかなって思ってたら
D-35はUシェイプって成ってたので決めた理由でもあります。

ボディはGibsonのドレッドが一回り大きいですかね。
ここでもまたMartinが女性的な印象を受けたんですけどね。

ま、私がこれを書いてる時はまだ届いたばかりで
Martinの弾き方が分かってないんですけど・・・
これから勉強っすわ (-"-;A ...アセアセ

 
Gibsonに比べたらメッチャヘッド幅が狭いです。ペグに弦が干渉しそうなくらい・・・

なんで突然Martin買ったん?って思うでしょうけど
始めはジャパンビンテージが欲しくなって
S.YairiのDY-30●シリーズとか、Ariaのドレッドノートとか、K.YairiのYDシリーズ
探してたんですけどね。希少価値かなんだか知りませんが
有り得ないくらい高価な金額が提示されてて、そこまでの価値があるかぁ?、
その値段では売れんやろみたいな・・・
そんなら、金も出来たし本家本元買うわってんで買っちゃいました。

ホントは海外のオークションで探してたんですけど
Rose wood自体がワシントン条約でまもられてまして
ギターの輸入には相手の輸出許可書を送ってもらって
日本の通商産業省貿易局輸入課で許可書を発行してもらわないといけないんで
書類書いて手続きが面倒だから断念しました(笑)

それと実は、YouTubeでMartinのD-18、HD-28V、OOO-28、D-45を
所有して弾き比べてらっしゃる「あぜ丸」って方が居られまして・・メッチャ上手いっすわ。
氏はフィンガーピッカーなんですけど、氏の音を聞いて惚れ込んじゃってね。
27年前、GibsonのJシリーズかMartinのDシリーズが欲しいってのが
蘇ったしだいで・・・(-"-;A ...アセアセ


で?当時スタイルに拘ってGibsonやったやん
なんで今更Martinなん?って聞かれたら・・・・・



ヾ(  ̄▽)ゞオホホホホホ!




年取ったんですわ _| ̄|。。。。。。。。。。。。。。。○ ガックリ
楽に力抜いて弾きたくなったんっす  ( ̄∇ ̄;)ハハハ


( ┰_┰) シクシク





































でもσ( ̄∇ ̄;)は、Gibsonの音の方が好きですわ(-"-;A ...アセアセ