原点回帰!
レスポールスタンダードについて考えてみた!
なんでレスポールなん?
今更レスポールなん?
この男・・・
考えてる事がわかりますん・・・
世界のスタンダードエレキギターは
Gibson社のレスポールとFender社のストラトキャスターっす。
ストラトの話はタケだぁ〜の時に書いたんでそこ読んで(笑)
さて、今回はレスポールについて
レスポールについては結構思い入れが有る。
当時、先輩バンドの「龍之介」「Happy Bright」も
メンバーのGussanも最近知り合った若い子らもレスポール持ってた。
まぁ〜さすがに本家Gibsonを持ってる人は居なかったけど(笑)
だからあえて買わなかった。
ギター買うときに、レスポにするかストラトにするか結構悩んだんだけど
友達のギターの雑誌の裏表紙をたまたま見てストラトとレスポの中間と
位置して売り出した最新のギターを買ったわけだ。
そのギターがB.C.Rich社のMockingbirdのサーキットのパクリって知るまでに
30年かかった事は特筆するべき事では無いのかもしれん(笑)
ベースのHiroちゃんはFERNANDESのストラトタイプを買った。
たぶん少なくとも上記の様な理由も少しはあったんじゃないかなぁ。
だから私の周りにはレスポールモデルが溢れている( ̄∇ ̄;)ハハハ
ってこってこのページをプロローグとして作って見た(-"-;A ...アセアセ
◆レスポールの歴史◆
Wikipediaでググって貰えばわかるんっすけど
世界で一番売れてて一番有名なシグネチャモデルっすわ。
ですんでメーカー側ではレス・ポール氏のモデルって感じの取り扱いで
日本では本家筋がレスポールでコピーをレスポールモデルやタイプってしてますわ。
そこら辺がまたややこしいって感じもするっす。
またいろんなメーカーからモデルやタイプが出とるんですわなぁ。
レスポールモデルやストラトモデルを作ってないメーカーってないんじゃない?ってくらい(笑)
過去には訴訟問題もあったりして、上や下への大騒ぎもあったらしいっす。
まぁ、結果的にはギターをカジッてるものならレスポールはGibsonのギターって知ってるし
とても高価で名器ってのもしってんだから、コピーがある事によって
Gibson社の名声は上がるやろ?営業上ええとこもあるやんって話で
コピー側の勝訴に成ったらしいっすけどねぇ。
まぁそれだけGibson社のレスポールやFender社のストラトキャスターは
業界のスタンダードになったってことでしょうねぇ。
Fender社のストラトはシグネチャじゃなくて同社のスタンダードなんっすけどね。
それもこれも、made in Japanがとても綺麗に出来ていて
本家の品質を上回るクオリティーがあったからでしょうねぇ。
しかも価格が安い( ̄∇ ̄;)ハハハ
さて、そんじゃその歴史から行ってみましょうか <そこからかよ!
1856 | Orville Henry Gibsonは英国移民の父Johnと米国人の母Amyの末っ子として生まれる。 |
1894 | Orville Henry Gibsonがミシガン州カラマズーでマンドリン製作を始める。 |
1902 | 販売会社として、the Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd. 設立 |
1915/6/9 | レス・ポール氏アメリカ、ウィスコンシン州 で生まれる |
1918 | Orville Henry Gibson氏(62)死去 |
1920〜 | Gibson社は、アーチトップ・ギターのトップ企業なる |
1928 | Epiphone社誕生。 これは創設者の息子エパミノンダス)の愛称の 「エピ」とギリシャ語で「音」の意味の語「フォン」を組み合わせたもの。 |
1930〜 | レス・ポール氏ミュージシャンとして活動をスタート。 |
1940〜 | Epiphone VS Gibson戦争勃発(笑) |
1941 | レス・ポール氏Epiphoneの工場でソリッドギターの試作品の開発を開始 |
1945 | エパミノンダスは病に倒れ、同年の6月6日に死去 |
1946 | Fender社(K&FManufacturing)を設立 |
1947 | Fender社Fender Electric Instrument Manufacturing Companyと改名 |
1949 | Fender社 エクスワイヤー発表 |
1950 | Fender社 ブロードキャスター発表(1951にテレキャスターと改名) |
1952 | GIBSON社 レスポールモデル誕生 |
1954 | Fender社 ストラトキャスターを発表 |
1957 | エピフォン社 ライバル社のギブソンの親会社CMIに買収される。 この後はカジノ等オリジナルギターとGIBSON社の廉価モデルを製作 |
1960 | レスポール生産中止この時期までの品がオリジナルなどと呼ばれる |
1968 | レスポール生産再開。 生産再開以降の品をリシュー(復刻版)などと呼ばれています。 |
1970 | エピフォンの生産拠点は日本のマツモク工業に移される |
1982 | エピフォンの生産は韓国の大手SamickでもOEM製造開始。 神田商会「Fender Japan」設立 |
1986 | ヘンリー・ジャスコヴィッツ、デイヴ・ベリーマンがギブソン社を買収 |
1987 | 日本のマツモク工業EpiphoneOEM生産終了(マツモク工業工場閉鎖解散) |
1988 | Orville by Gibsonというブランドで国内生産、国内販売限定で開始 ES-335、SG、Les Paul Customの3モデルで、 搭載ピックアップはギブソンUSA製、価格は10万円〜20万円台 OEMはフジゲンと寺田楽器 |
1990 | Orvilleのブランド名で国産ピックアップ搭載の廉価ラインナップが加わる 価格は7万円〜8万円台を中心としている OEMはフジゲンと寺田楽器 |
1991 | Orville by Gibsonブランドにアコースティクギターモデルが加わる。 低価格帯の「Orville」が主力となっていく |
1995 | Orville by Gibsonが生産終了 |
1998 | Orvilleが生産終了になる 国内販売のみのブランドを国際ブランドへ移行 Epiphone Japan 生産開始 製作はフジゲン |
2002 | Epiphone Japan 生産打切り フジゲンは後に上位機種等OEM生産 |
2006/12 | 日本国内の輸入代理店であった山野楽器は、米国ギブソン社との輸入代理店契約を終了 |
2007/6 | Gibson USA出資の日本法人GIBSON GUITAR CORPORATION JAPANを設立 |
2009/8/4 | レス・ポール氏(94)死去 |
ってこっていろんなサイトで調べて年表にまとめたんっすけど(;^_^A アセアセ・・・
特筆すべきは、レス・ポールのおっちゃんは当初Epiphoneと組んでたって事っすわ。
もし同社からレス・ポール氏モデルが出てたらGibson×Epiphone戦争は
Epiphone側の圧勝でGibsonが傘下に入ってたかもしれんっすなぁ(笑)
何処をどう流れたのか大東亜戦争(1937または1941-1945)の影響か
Gibsonがレスポールを完成させたんですけどねぇ
それとレスポールって1952年から1960年まで作られた楽器って事ですかねぇ。
1968年から現在に至っては復刻版を作ってるってのが面白いって思いますわ。
つまり自社のコピー商品を自社で作ってるってわけやね。
まぁ〜これに関してはFender社も○○年モデルって自社のコピーしてるんで
同じって言えば同じ、それと恐らく1982年から始まったFender Japanの成功を見て
Gibsonが考えたのは”Orville by Gibson””Orville”って
Fender Japan的公認コピー製作会社を作ったことっすわなぁ。
ま、パテント?で儲けるって言うかネームで儲けるって言うか・・・
Orvilleってのは、創設者のOrville Henry Gibsonのファーストネームっすけど
ただ、冠にGibsonって付けなかったからFender社みたいな営業成績は良くなくて
その後出たOrvilleにしても価格的、営業的に成功したとは言えんって思いますわ。
私が社会人になった頃この田舎の県でもOrvilleってあったけど買う気がしませんでしたわ(笑)
作ってたんはフェンジャパと同じフジゲンっすから、何がなんだかって感じっすけどねぇ。
今はフェンジャパはフェルナンデスのOEMラインでダイナ楽器が作ってるみたいっす。
Gibsonはってぇともっとコストの低い中国山東省の青島(チンタオ)で作ってますわ
あと、歴史的には1940年代終わり頃にFender社が設立されまして
まぁ〜日本はその頃アチコッチ焼け野原の植民地状態ですんで
優雅って言うか余裕って言うか・・・
Gibson社の営業成績が落ちる一方・・・起死回生にレスポールSG(現在のSG)って
モデルをだしたらレス・ポール氏が猛反発(笑)
1960年に契約を打ち切ったんでレスポールの生産を終了。
レスポールが作られたんは多くて1,850本らしいっす。
ま、当初は売れてたらしいんっすけど、デザインが古臭いロックしてないやんって意見も(爆)
下火になったGibson・・・生産終了したドル箱のレスポール・・・あかんわ終りやわって時に
私のHPのFender、Martinのページでも出てくるエリック・クラプトンのおっちゃんが
またまた登場するんっすわ・・・なんやねんこのおっちゃんって感じ・・・
まだストラトを使う前のクラプトンのおっちゃん(当時は、あんちゃん?)は
フレディ・キングのアルバムカバーにあった
レスポール・ゴールドトップ(PUはシングルコイルのP-90)を見て
ええなぁ〜欲しいなぁって思ったそうっす。
そんで、ロンドンの楽器店に買いに行ったらしいっすわ。
でも残念ながら、そんなレスポールは無かったんで通常のレスポール・スタンダードを
買って帰るんっすわなぁ。それでもオリジナルっすからええ商品っすわ。
そのギターはバムバッカーを搭載した新しいモデルやったんっすわ。
クラプトンのおっちゃんは、買ったもんは使わんと損やで!ってこって
レスポールをマーシャルのアンプにつないで使ったんっすわ。1965年の話。
そん時のサウンドが今までクリーンに弾いていたエレクトリックギターが
革新的に発展する引き金になったらしいっす。
その音こそ極上のオーバードライブサウンドっていわれたそうっすわ。
それが俗に言うウーマントーンって奴っす。
で!あれなんじゃい? Gibsonのレスポールらしいでぇ。
ってこって人気が出てきて1968年ポール氏と再契約後
リシューモデルを作ったらしいっす。
まぁ〜クラプトン様々っすわなぁ(笑)
◆レスポールSTD仕様◆
ネック マホガニー(ホンジュラス?)
ペグ グローバー 3:3/ゴトー3:3(リシュー)
スケール 24 3/4インチ
ボディ トップ:メイプル
バック:マホガニー
フィンガーボード ローズウッド
フレット 22Fret
ブリッジ チューン・0(ゼロ)・マチック
テールピース ストップテールピース
ピックアップ バムバッキング×2 または
シングルコイル×2
コントロール ボリューム×2
トーン×2
3ウェイPUセレクター×1
って今更書かなくてもええって感じっすわ。
私的に斬新ってか、普通当たり前かなってか、単純にそう考えるわなってか
1個のPUに1個のボリューム+トーンを備えてセレクターで
RHYTHM(フロントPU)とTREBLE(リア)を個々に出したりミックスしたり
RHYTHMとTREBLEでボリュームやトーンが変えられる・・・画期的って感じっすわ(笑)
ただ、FenderにせよGibsonにせよ親会社?が変わる度にクオリティーが
下がってきてるのは否めませんねぇってのが大方の意見らしいっすわ。。
まぁ、ストラトの本家とレスポールの本家ならレスポールの方が見た目綺麗ですけど(笑)
それと年々質の良い木が取れなくなっているっての大きいかも・・・
昔高松って街にザ・楽器屋ってのがあったんですけど
そこに、GibsonレギュラーラインのTAKバーストが吊るしてあったんですわ。
そのキルトメイプルは見事なもんでした。
ま、今の日本の技術なら同じもんを印刷でできるでしょうけどね(笑)
実際本物か印刷かってのは剥いでみんとわからんっす。
◆なぜJビンテージのレスポが高価か◆
なぜでしょうねぇ(笑)
私にはただの中古のギターでしかないって思うんっすけど(-"-;A ...アセアセ
私は初めて買ったエレキがAria ProUだった事もあり
Aria ProUなら外れはないやろってんで数台買いましたけどねぇ。
ベースもAria ProUっす。
実際オークション等で見ても安いっす( ̄∇ ̄;)ハハハ
ストラト系やレスポ系以外なら3000円くらいからあるんちゃいますかねぇ。
Jビンテージって言われるのはおそらくGreco、FERNANDES、同社のBunny
東海、YAMAHAなんちゃいますか?
私の様な無知なギター弾きでもこれくらいのメーカーは知ってますから
有名メーカーなんでしょう( ̄∇ ̄;)ハハハ
GuyatoneやHollyって言われても弾いた事ないっす(笑)
まぁ〜何処のメーカーを取っても、今(2011/08)の商品と比べたら
昔の商品の方が質も材も良い物を使っていると思いますわ。
貨幣価値がまったくちがいますからねぇ。
ただ勘違いしてもらっていかんのはある金額より上って事っすわ。
昔の商品が総てとは思ってないっす。
これに関してはGibsonであろうがFenderであろうが同じっすわ。
そうですねぇ、価格帯で言えば・・・エレキなら当時(70〜80年代)5〜6万〜かなぁ
私はアコが専門ってか殆どだったんでアコなら当時10万〜って感じですかねぇ。
まぁ〜貧乏高校生では買えんかった値段ですけどね( ̄∇ ̄;)ハハハ
エレキ限定で言うと、どうせPUとか変えちゃうんですから
音はディマジオやらセイモア・ダンカン等の音がするんで同じっすわ。
外観はGibsonやFenderと変わらんですし。
今のそれらを買うならJビンテージの方が質はええですし
値段も安いって気がしますけどねぇ。
ここやここをみるとGibsonのレスポのスタンダードなんて
買う気なんて薄れますわ・・・_| ̄|○
そもそもネックに指板を貼り付けてからボディーに接合すると言う
今の生産の仕方なんて楽器ではなくてただのコストダウンでしかないっす。
ネックをボディーにセットしてその高さに合わせて調整してから
指板を貼ればネックポケットに隙間ができるなんて考えられませんから(笑)
σ(=^‥^=) の様な元機械屋から言わせたらボッタクリも甚だしい
それにヘッドの突板がプラスティックなんて・・・もはや木ではないし・・・
Gibsonってネームが10万ギターは10万、その他3万〜って気がしますわ( ̄∇ ̄;)ハハハ
◆んで?どうやねん?◆
それでもGibsonって人はギターじゃなくて冠を弾いてんでしょう(爆)
プロが皆GibsonかFenderって事はないですし。
質が違う、土台の木が違うから、ネック鳴りが・・・云々・・・
ネックポケットがスカスカでネック鳴りも無いもんだって感じっす。
まぁ〜メッチャ高価な物買っちゃったんだから、がっかりはしたくないでしょうし
意地ってのもありますからねぇ。で、曖昧な味なんて表現したりして(爆)
木が云々って言ってもメイプルやマホガニーってだけで
天然素材自体同じ物は二つとないですから
これがGibsonの音だと判別は難しいと思うんですけどねぇ。
木製品ってのは個体差がかなりあるって思うんっすわ。
強いて言えば冠がGibsonってギターか
ピックアプがGibsonって事なんじゃないですかねぇ。
あと、エゲレス国のMarshallってアンプ・・・これが結構曲者だと思いますわ。
レスポール弾きはMarshallが多いって思うんっす。
あの独特の音色はMarshallの音ではないかって思う今日この頃っす(笑)
そんな高価な物の中古が溢れてるってのも納得はいきますわ。
これが車やバイクなら新型が欲しくなるのも分かりますけど
昔の型のリシューを作ってんですから新型って事はないでしょうし・・・
これはあくまでもエレキの話であってアコになったら話は変わってきますけどね(笑)
ってこってここまで珍しく画像が1枚もなかったんですけど
ここらで1枚お見せしましょう
今まで私のページを見てきた人は分かると思いますけど
こんなん出ました オホホホ!!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞオホホホ!!
って!買っちゃったって思ってんでしょ?
だから、買わないってこんなん買ったら逝っちゃう気がする( ̄∇ ̄;)ハハハ
レスポールなんかにまったくの興味が無かった私が
興味を持つ切欠になったギターっすわ。
これなら欲しいってマジで思うっす
σ( ̄∇ ̄;)って結構欲しい物はいろいろ研究するんっすわ。
いろいろ調べて納得してからってのが主義でして(-"-;A ...アセアセ
んで、こいつに関しての研究結果?は次のページ (* ̄Oノ ̄*)ホーッホッホ!!
では、お次は「第一章 TAK Matumoto CYについて考えて見た」っす。