あんたは・・・暇か?


手元に届いたこのギター・・・まずはじっくり見てみる




問題点@汚い・・・・小傷いっぱい艶なし・・・バッチそう・・・
問題点Aフレット、ペグ等の金属部が曇ってる・・・汚い・・・
問題点BピックガードがホールのロゼッタのRと合ってない・・・2回貼り変えてるみたい。
問題点Cヘッドの5弦4弦ペグの所にクラックがある・・・掴まされた( ┰_┰) シクシク
問題点D汚いのもあり、今一ギラギラ感がない・・・
問題点Eヘッドに白濁が見られる。

まずは外せる所は外して磨きからっすわ。
この辺はDEVEを作ったとこと似てる(爆)



ベグを外してピックガードも剥いじゃう。
ピックガードはオリジナルと長いのと今貼ってるので3枚みたい焼けが違うんでわかるわぁ。




ヘッドの補修。ペグで隠れるところにマイナスドライバーを打ち込んで
タイトボンドを流し込んでシャコマンで固定っすわ。
やっぱタイトボンドはリペアの必需品っすわなぁ〜
ヤイリギターはダイヤモンドボリュートがクッキリ作られてますわ。
これは昔々ネックとヘッドは別整形で接合部の補強の為にあったそうな。
今ではMartin社も一体整形ができる技術をもってるんで昔の名残って感じ。




洗濯機〜乾燥機に入れたい所だが木製品なんで無理!
アルコールウェット不織紙で隅々までキレイキレイ〜♪




お次はソフト99の3000コンパウンドと鏡面磨きコンパウンドで
小傷を消しちゃいます。




砂字消しであまりにも隠しましたって感じのボールペン?を消す。
結構この砂字消しを探すのに苦労した( ̄∇ ̄;)ハハハ
最近は修正ペンとか、修正テープが主流でこの手の消しゴムが無くなって来てるみたい。




白濁を消すには固く絞ったタオルにアイロン強で当ててやったら
白濁が消える事があると聞いたのでやってみたが
σ(o^_^o)の固体はまったく変化が無かった・・・再塗装しかないみたいだ・・・
が!面倒なのでそのまま組立てる。あ・・・アイロン撮るの忘れた(-"-;A ...アセアセ




一家に一本ピカール金属磨きっす。
マスキングテープ当ててフレットをシコシコ磨いちゃいます。




エボニー指板はレモンオイルでしっとり艶々。
前回DEVEの時にボトル撮るの忘れてたから今回はバッチリ!




SCUDのF4001ピックガードをホールロゼッタに合わせて切って紙ヤスリで削っていくっす。
だいたい600円くらいで手に入るっすわ。
これは裏面がテープになってんで仕上がったら裏紙を剥いで貼りつけっす。
このギターにとって4枚目のピックガードっすわ。





ギラギラ感がまだ足りない・・・・
インレイのようなステッカー。CYレスポールの時にもお世話になった
Jockkomoさんとこの商品
M・スタイルヴァイン/アバロンミックス800円、スティックインレイ3mm/ホワイトパール700円
スティックを指板横に貼ったんっすけど今一シルバーのテープを貼ってるだけに見えて
貼りなおしっすわ。
で、追加でポジション・カスタムネーム・12th/アバロン1500円
ブリッジ/トラディショナル/アバロンブルー500円追加っす。
ポジション・カスタムネーム・12thは上下を切って19フレットに貼ったっすわ。
ネームは「outlaw Tak」 Fontは手書き風サインっす。
σ(o^_^o)的にはこの商品軍って艶が足りない気がするっすわ。
もっとギラギラでもええんちゃうんっすかねぇ。

あ・・・前はoutlawTAKEって書いてたんっすけど大台超えてから
TAKにしてるんっすわ(-"-;A ...アセア



さて、仕上げはソフト99さんの激防水ダーク&メタリック用
カーワックスっす(爆)
これで少々の水が掛かっても安心っすわ <(・_;☆\(-_-)ナンデヤネンッ!




ペグなんっすけど・・・これ自体は非常に珍しいGROVER USAなんっすけど
これを磨くか、新しいの着けるかぁ〜って感じで新しいの着ける事にしたんっすわ。
物は1960年代後半に作られていた型でベースとカバーがカシメて作ってある
古い作りっす。これの弱点はカシメが弱くなってバラけちやうって言う事っすわ
ここを見ていただいたら同じ物が見れます。 <また勝手にリンクやんY(>_<、)Y ヒェェ!



今回チョイスしたんは、GROVER V97G オープンペグっす。
たいたい10000円弱で手に入ると思っす。
オープンペグが欲しかったんっすけどなかなか着けて似合うギターがなくて
このD-41コピーみたいなギターには似合うと思うんっすわ。



表は付属のコンバージョンブッシュをタイトボンド塗って圧入っすわ。
現在のGROVERペグ穴は10mmぐらいですが
オールドのペグ穴は8mmくらいでブッシュとピッタリなんっすわ。
ボンドは脱落防止程度の少量塗布しますた。
後は既設の下穴を利用して付属のビスで固定して行きます。
最後にハンドドリル1.5mmで下穴を開けてビス止めっすわ。
ハンドドリルもドライバーも百均に行けば手に入る物っすわ。
弘法は筆を選ばずっす!




このギターのオリジナルブリッジピンはブラックにアバロンドットなんっすけど
タスクのホワイト/ブラックドットとか考えたんっすが、そこに金掛けてもって感じっすわ。
本家のMartinさんでもプラのピン使ってますしMartin純正のピンを取寄せました。
タスクで2500円位ですかねぇ。牛骨なら1500円くらいで手に入りますが動物系は(((p(>o<)q)))いやぁぁぁ!!!
Martin純正と言ってもメキシコ製で1000円くらいで手に入ります。

後、今までギターいじっていてピン抜きを持ってなかったんっすわ。
アルトベンリー的なワインダーも持ってなくてってか必要と思わなくて
弦を切るのも普通のニッパーで切ってたんっすけど、まぁついでだし
米国のPLANET WAVES社さんのDP0002 PRO-WINDERを買っちゃいました。
1000〜1500円くらいで手に入るんちゃいますかねぇ。

弦はDOVEを作った時にストックしてたMartin MSP-4100っす。
Martin社が出荷時に張っていた弦っすわ。

さてさて、弦も貼り終り一応試奏。
やっぱ、古き良き時代のギターっすわ。
弦高がやや高め。弦高が高めの方が箱鳴り感がするんで
この頃のギターって高めに設定してあるって何処かで呼んだ気が・・・
まぁ〜当時の熟知してる方々は自分で加工して決めてたんでしょうけど
あ・・・測った画像を撮るの忘れた(-"-;A ...アセアセ



また弦を緩めて約1.5mm#120ペーパーでシコシコ削っちゃいます。
で、弦高もええ感じになり完成っす。
まぁ〜こういう緩めたり張ったりするときにはワインダーがアルトベンリーっすなぁ(爆)


では、恒例のサウンドチェックしたいと思います。
曲は前回同様outlaw's WEB BANDの演奏で
B'zさんの「C'monみたいな曲」のイントロをやってみました。

エレキ1:Takeder ストラトキャスター
エレキ2:Gibs※n TAK※ CY レスポール
ベース : Akaei
ドラムス:Pistoncollage
キーボード:Pistoncollage

注)ブラウザがIE系の方はActiveXをONにしないと
  プレーヤーが表示されんみたいっすわ ( ̄。 ̄)ホーーォ。
  FIREFOX・Operaの方はサンプルが総て聞けない時に
  右クリックして>フレーム>フレームの再読込
  を左クリックしてくだされ。時間で言ったら33秒くらいの曲っす。



まずは新人の’74 K.Yairi YW-600君
ザックリ言えば、トップスプルース単板サイド&バックローズ合板
ネックマホガニーのサウンドっす。。
グローバーのロトマチックからグローバーのオープンペグに交換
サウンドには関係ないでしょけど
ブリッジピンをMartinのホワイト/ブラックドットに交換してる上記の通りっす。
MartinのMSP4100 92/8フォスファーブロンズ弦っす。

まぁ、D-41のコピーってかD-28を合板でコピーしたって感じのギターっすけど
YouTubeで30本ぐらいD-28、35のサウンドを聞いて思うのは
このギターはJ-50とD-35の間って感じのドンシャリサウンドって感じで
中音が少しスポイルされてるっすねぇ。
低音も程々に、倍音もひつこくなくって感じでしょうか。
ただ、合板なんで音の輪郭がボヤケてるってか少々抜けが良くないってか。
単板に比べてメリハリがないって感じっす。
コンデンサマイクのような高級機器でとれば違って聞こえるのかも
だけど決して悪いって音じゃないっすねぇ。十分戦力内だと思っす。
私達が弾いていたローズのギターはこんなだったなぁ〜って
思い起こさせるギターっすわ( ̄∇ ̄;)ハハハ。




ま、ついでなんで一つ先輩になった’79 Takesun D-50 DEVE(デブ)っす。
トップスプルース合板、サイド&バックメイプル合板
ネックメイプルのサウンドっすわ。
ナットをタスクに交換、まぁ〜サウンドには関係ないでしょけど
ブリッジピンをMartinのホワイト/ブラックドットに交換してるっす。
MartinのMSP4100 92/8フォスファーブロンズ弦っす。

やっぱ合板とは言えメイプルのギターなんでサスティーンが少ないって感じ。
時々はこう言うチープ?ってか軽い音が安心したりします(笑)
狙ってたガシャンガシャンってバズリ音が
余計にサスティーンを殺してるのかも知れんっすけどね。



’77 Gibson J-50Deluxeっす。
トップスプルース単板、後はオールマホガニー単板のサウンドっすわ。
ほぼオリジナルっすけど、ブリッジピンをブラスに交換してるっす。
MartinのMSP4100 92/8フォスファーブロンズ弦っす。

やっぱ70年代のGibsonは重低音ってか低音と中音が際立って
高音が少し薄い感じがしますねぇ。ドガン!ガシャン!みたいな(笑)
ラウンドショルダーのJ-45、50に比べて音が重い気がするっす。



’79Martin D-35SQっす。
トップスプルース単板 サイドローズ単板 バック3Pローズ単板のサウンドっす。
ほぼオリジナルっすけど、ブリッジピンをブラスに交換してるっす。
これだけ、Martin M150 80/20ブロンズミディアムゲージっす。

低音も中音も程々に、高音、倍音が凄まじいって感じですねぇ。
全体的には、バランスが良いって感じがしますが
他の楽器と混じるとどうしても倍音部分が強調される感じっすわ。
全体的にはシャリイシャリンって感じって表現したらええんかな?って感じっす。

まぁ〜4台聞き比べてみてアコギサウンドが
変われば全体のニュアンスも違ってきますねぇ。
まるで違ったセッティングでレコーディングされたかのように
雰囲気が変わってくるもんだと思っす。
ま、鳴る鳴らないなんてマイク通したら関係ないんちゃうんって感じも・・・
最近のアマチュアコンサートとか見てたら
マイク撮は無きにしも非ずって雰囲気っすから(笑)
何れにせよ音響さんのサジ加減一つで良くも悪くもなっちゃう
楽器って事には変わりがないっすわ(-"-;A ...アセアセ









では、outlawファミリーに加わった新人だが一番年寄りの
K.Yairi YW-600君をよろしくお願いします(;^_^A アセアセ・・・