さてさて暗黙のコンセプト実験君2では
Gibsonのパーツを使えば何処までGibsonの音に近付けるか!
まずはペグの交換っす!
現行ののGibsonよりJapanビンテージはシッカリ造ってある!
また、奇跡のロングテノンを手に入れた本体は
きっとネック鳴りも良いに違いないと思いたい・・・・
もしかしたら・・・あの弦を巻きつけてる糸巻きにその秘密があるのかも
で!こんなん探しました!
KLSONのOEM?
Made in Germany Gibson Deluxeっす!
スリーブ式じゃなくてガッツリナットで挟み込むタイプですわ。
最近のSTDのペグはロングシャフトになって三味線みたいでカッコ悪い( ┰_┰) シクシク
そう言えば最近のギブソンのペグはGOTHO製だって(-_-;)ホントカ・・・オイ
まぁGerman生まれのこやつは、SGやVなんかに使われていた
ショートシャフトの品っす。中古っすけどね (-"-;A ...アセアセ
ちょっとウンチクなんっすけど(;^_^A アセアセ・・・
世界には規格って物があるんっすわ・・・
私が機械屋の卵だった頃はキログラムメートル法とかメートル法って言ってたんっすけど
現在の規格はSI単位ってそれをさらに発展させた規格らしいっす。
日本は1993年に最大6年間の猶予期間を設けて移行していくって事っすから
現在(2012年)は全ての機器においてSI単位で製作・表示されてると思うっす。
詳しくはここやここを見ていただいたら分かるとおもうんですけどね。
まぁ〜身近で言えば、タイヤに空気を入れるのに昔は2.3キロ(2.3Kg/cm2)って
言ってましたわなぁ〜
現在では230Kpa(キロパスカル)または、0.23Mpa(メガパスカル)が正しい表現っすわ。
また台風で昔はミリバール(mbar)でしたが現在はヘクトパスカル(hp)に
変わっちゃいましたね。
実際の数値は微妙に違うんですけど、近似値ってこってす。
なんでこの話かをするかってぇ〜と、加盟してるにも関わらずSI単位を使ってない
国が多々あるんっすわ。
そうっす・・・米国はいまだにヤード・ポンド法が主に使われてんですよねぇ・・・・
ヤード・ポンドって言えば英国やんって思いますけど元々米国は英国の植民地だったって
考えたら納得もいきます(笑)
しかし、英国インチと米国インチは微妙に違うってか国それぞれにインチ規格があるそうっすわ。
興味の沸いた方はここを読んでいただけたらと思います(;^_^A アセアセ・・・
とは言え現在の日本でもいまだに建築に関しては尺間法を使ってんですからなんのこっちゃら・・・
基本は910ミリ、尺で言うと3尺って事になるんっすわ。
畳1畳は現代では910×1820ミリって事になってますが尺間法で行くと3尺6尺ってことになります。
で、6尺=1間(けん)って事になるんっすわ。6畳間なら1間半×2間ってのが普通のサイズっす。
まぁ〜基準が決まる前は京間、関西間、九州間、四国間とバラバラだったそうですけどね(笑)
これに関しましてはここを読んでいただけると分かりやすいと思うっす
また、鉄鋼関係の方ならご存知だと思うっすけど
鋼板も、3×6(サブロク)、4×8(シハチ)、5×10に5×20(ゴトウ、ゴニジュウ)って
ありますよね、基本3×6(サブロク)板で914mm×1828mmあるんっすけど
あれ?基準の910ちゃうやんって思いますわなぁ〜
あれの単位はフィートなんっすわ。
まぁ〜世界各国いろんな単位で生活してるって事っすわ(笑)
なんでこんな下らんウンチクを書いたかってぇ〜と
こやつドイツ生まれのくせにGibson Deluxeってなるとインチ規格なんっすわ orz
ドイツ生まれならミリ使えよって思うんっすけどねぇ・・・
当然このCYは日本生まれなんでミリでできてました。
Gibペグ軸3/8 (0.375)inに対して、Jaルーズホールは8mm・・・
穴を開け直さなきゃいけない( ̄∇ ̄;)ハハハ
まぁ〜その辺は元メカニック&設計屋なんでチョチョイと計って
チョチョイとやっちゃうんですけどね(笑)
10mmのドリルであけてから
面取りビットでバリをとります。
ペグを差し込んでビス止め後に表のナットを締めて
もう一度ビスを締めたら完成っすわ。
やっぱペグは三味線みたいに長いのより
この位の方がきれいだと私は思っす(;^_^A アセアセ・・・
ボディー塗装
今回は表面の塗装を剥いでから塗装をしようって思ったっす。
outlaw君・・・結構面倒くさがり( ̄∇ ̄;)ハハハ
そこで登場はホルツのペイントリムーバーっす
画像を撮るのを忘れたんでHpからガメてきちゃいました( ̄∇ ̄;)ハハハ
まずはマスキングっすわ。
表面に塗るんでバンディングから側面をマスキングっす。
ペタペタ塗る事でTZR250Rのタンクのようにプチプチと・・・・・
ならない・・・ビクともしない・・・( ┰_┰) シクシク
バイクの時は業務用のリムーバーを使ったんっすけど
今回は市販のを使ったのかまったくでした・・・
若しかしてバイクより強力な塗装なのかも(-"-;A ...アセアセ
って事で表面をサンディングで荒らして次の工程に移ります(笑)
続きまして背面・ネック・ヘッド裏の塗装っす
今回は木部用ウレタンニス エボニーブラウンを使ってみました。
まずはマスキングっす。
今度は裏を塗るんでバンディングを隠して表側にマスキングっす。
室内では結構黒く見えますが実際はこげ茶みたいな色っす。
これが今回最大のミスでして・・・
普通の塗装に比べて接着性に劣るんっすわ( ┰_┰) シクシク
後に取り返しの付かない失敗に終わりますた・・・
この頃はそれを知らない( ┰_┰) シクシク
続きまして表面のイエローの下地塗りっす。
今回は蛍光イエローを塗装しますんで
下地にシルバーを塗装します。
まずはマスキングっす。
何を塗るにしてもマスキングからっすわ・・・
バンディングを隠して裏面をマスキングします。
結局は今回もオリジナル塗装を剥がないで塗装しますんで
効果は無いと思いますがってか塗装がだんだん厚くなっていくわけっす(笑)
塗料にはウレタン系、ラッカー系がありますが
ラッカー系でも一般にはニトルセルロースとアクリルがあります。
ギターには前者が良いそうですわ。
環境的には水性ラッカーをお勧めします(笑)
塗装は薄い方がええって事らしいっす。
ただ・・・レスポールの塗装は厚いやろ!って感じっす。
塗装を剥いでないんで意味無いと思いますが・・・・
ニトルセルロース系ラッカースプレーっす(笑)
続きまして、このギターの命、イエローの塗装っす。
マスキングはそのまま使用しますわ。
初めに予定してた蛍光イエローっす・・・
何だか緑が強く感じられますねぇ・・・こりゃダメだわ( ̄∇ ̄;)ハハハ
次に試したのが関西ペイントさんの塗料っす。
黄色なんですが・・・なんだか発色がよろしくない・・・ってか卵色?みたいな・・・
これは最寄のDIYで200円くらいで売られているもんっすわ(笑)
最後のクリアを塗るんでこれでもええんかなぁ〜って
しばらく悩んだ末に塗りなおし決定っすわ( ̄∇ ̄;)ハハハ
アサヒペンさんの黄色っす。
まぁ〜Canary Yellowを発注するわけにもいかんので
ここら辺が妥協点ではないかと・・・( ┰_┰) シクシク
続きましてバンディングの塗装っす。
CYは黒バンディングなんで塗らなきゃいかんのですわ。
まぁ〜バンディングと技術と暇があればバンディング張替って
手もありますが・・・・わたしゃ無理っす!
まずはマスキングっす。
まさしく縁取りっすわ・・・テープを貼って
デザインカッターでフチを切っていきます表面と側面を
バンディングを出してマスキングっす。
こう言うのはあきませんねぇ〜老眼鏡が要る年になっちゃいました( ┰_┰) シクシク
まぁ〜黒は比較的塗り易い塗料でもありますし
塗り面積も少ないんでサクサクと。
後は指板を除いて総てのマスキングを剥がすんですけど
マスキングと一緒に定着力のよわいエボニーニスが剥がれちゃって
ダンダラの再塗装って運びになりました。また柔らかいのか垂れてるし・・・_| ̄|○ガックリ
これにより、3m以内に近寄って見てはいけないギターができますた( ┰_┰) シクシク
続きまして塗装をならす意味での1500番ペーパーでの水研ぎっす。
けっこうツルツルになるまで研いで塗れタオルで拭いときます。
続きまして各部デカールの貼り付けっすわ、今回は6種類っす
やっぱこのレプリカにはこの文字が必要っすわ(笑)
黄色にこのネームが入ってシグネチャって感じになるっす
CYカスタムショップ製のシリアルはTMから始まります。
この数字は、このOrvilleのシリアルナンバーっすわ。
ネックサイドのポジションマークっす。
ホントは2.5ミリくらいのが良かったんですけど
市販で1/8インチしかなくて・・・
今回インレイステッカーのJockomoさんより通販してもらいました。
物はスモールカスタムドットのアバロンブルーっすわ。
→
→
一番苦労したのはネック裏のデカールっす。
なんせ元絵がなかなか見つからない(-"-;A ...アセアセ
文字を消してペイントソフトでカスタムショップの文字入れっすわ。
大きさを3センチ角くらいにして完成っす。
これはリプレイスメント用のデカールです。
こんなんは市販で販売されております。
これもリプレイスメント用の白鳥貝のインレイっすわ。
世の中裏ルートがあるのかこんなんも6000円くらいで取引されてますねぇ。
実は「i」の点をなくしまして( ┰_┰) シクシク
止むを得ずオークションの安売り(2500円くらい?)を買ったんですど
やっぱ質が違いましたわ( ̄∇ ̄;)ハハハ
まぁ〜点ですから使ったんですけどね(;^_^A アセアセ・・・
Gibs※nロゴも年代によって変わっているのご存知でしょうか?
文字が太かったり細かったり「i」の点が高かったり低かったり、無かったり
私のは70年代後期くらいの位置にして見ました。
後は※の上が切れてたり繋がってたり。
そう言えばChar氏は「ギブスン」って言ってましたっけ。
これはヘッドインレイノ位置決めの画像っすわ。
なんと本家とOrvilleって同じ角度でできてたんですねぇ(笑)
そこまでするか?って言われそうだ( ̄∇ ̄;)ハハハ
ヘッドの形状が極似してるのがわかります。
ビンテージのスモールヘッドと同じ形状でした。
あ〜販売ではなくあくまでも個人の趣味の世界っすから
怒らないでねとメーカーさんにお願いしたい<(_ _)>
最後に指板だけマスキングを残して透明(クリア)を塗装して終わりっす。
透明を塗るので外観は変わってなく見えます(;^_^A アセアセ・・・
乾いたら3000コンパウンドで磨いて仕上げに
Quality Polishで磨きこんだら完成っすわ。
これはコンパウンド配合のポリッシュワックスっす。
この作業が一番地道で嫌いなんっすわ( ┰_┰) シクシク
きっと鏡面仕上げなんて程遠いところで終わりっす( ̄∇ ̄;)ハハハ
早く仕上げて音を聞いてみたいって心が早るっす(-"-;A ...アセアセ
因みになんっすけど私のレスポールのヘッドを横から見てみますた。
分かりにくいかな?ヘッドはつき板(オーバーレイとも言うらしい)が貼ってあって(↑から)
現行品はここがプラスティックになっとんですわ・・・
ヒスコレやナッシュビルモデルはでベニアでできてるらしいっす(笑)
1995年物のこれは楓かな?ベニアかな(笑)
まぁ〜ヒスコレ同様元から先にかけてテーパーに作ってありました。
ピックアップ・エスカッションの交換
さてさて暗黙のコンセプト実験君2では
Gibsonのパーツを使えば何処までGibsonの音に近づけるか!
エスカッション(マウンテンリング)&ピックアップの交換っす!
Orvilleのエスカッションはお決まりと言って良いほど真ん中から割れてます(笑)
それにこの固体は白ですし補修して塗装するのも面倒っすわ。
そこで今は亡きSLD01、元はGrecoのレスポールカスタムから流用しようと・・・・
今は亡きSLD01
って思ったら・・・合わない( ┰_┰) シクシク
なんでやねん・・・同じGrecoやんって思っても合わない( ┰_┰) シクシク
ピッチを測ると微妙に違うってかOrvilleはもしかしてインチで出来てるの?
って感じっすわ・・・・仕方ないんでSCUDのエスカッションが合うとの情報を得て
最寄の島村楽器綾川店に行ってきますた。
一番背の高い奴と2番目のを買って、ホントは削って合わすんでしょうが
ヒスコレの画像を見てもらったら分かる通りエスカッションの背が高い・・・
このまんまの高さで使うべってんで
強力ドライヤーで炙りながらビスを締めていって
曲げ加工しちゃいました。
これもリプレイスメントパーツを売ってんですけどねぇ・・・
どうせOEMだろうし(多分)これで音が大幅に違うかぁ?
プラスティックだからええやろ・・・みたいな・・・音が違うって方教えてください。
ただピックアップは妥協しない!
それも、バイギブの下位ギターに付いていた49○シリーズや50○シリーズ
のような廉価PUではない!(笑)
CY TAKspecialの元になったこれ!
フロント Gibson Burst Bucker Type1
ポッティング無し、アルニコ2マグネット
コイルターンは少なめで出力はそんなに大きい方ではないらしい。
どっちかってと小さい方だそうっすわ。
磁力が弱いって事はサスティーンが効くってかニュアンスが伝わり易いらしいです。
Gibsonが作るPAFの復刻版、自社コピーってところでしょうかねぇ。
タイプ2をリアに組んだ時のフロント用に作られてるらしいです。
リア Gibson Burst Bucker Type2
ポッティング無し、アルニコ2マグネット
もっとも標準的でフロントでもリアでも使えるおアールマイティーなPUだそうです。
フロントに使うとリアはBurst BuckerType3
リアに使うとフロントはBurst BuckerType1のコンビネーションがよろしいようで
クリーンを想定して使うなら後者のセットの方がよろしいらしいです。
ま、どっちもカスタムショップ製のギターに良く使われてるらしいっすわ。
文献なんかで、Burst BuckerType1〜3、57クラシックとか
悩んだんですけど、TAKspecialの元って事で選びました。
使って見て気にいらなかったらTAKさんみたいにポッティング加工に出すとか
アルニコ2マグネットをアルニコ5に変えてもええかなみたいな
安易な考えっすわオホホホ!!γ(▽´ )ツ
まぁ〜どっちも中古ですけどね(;^_^A アセアセ・・・
そら〜これ買うってなったらダンカンやディマジオ+1万は考えとかないと
Gibsonって名が付くだけでぼったくりですもん( ┰_┰) シクシク
中古でも結構なお値段しましたわ( ̄∇ ̄;)ハハハ
アクリルケースだけでも5000円くらいしそうな勢いっすわ_| ̄|○ガックリ
問題は黒ボビン・・・Type2にいたってはカバー付ですわ。
ハンダとかしてカバーをとってゼブラに塗装するか〜ってのも面倒なんで
ここは、面倒くさがりのoutlaw君
インレイステッカーのJockomoさんより通販してもらいました。
商品名はPickupステッカーっすわ。
ボビンの色が色々あるように、これ貼ったくらいで音はかわらんでしょ(笑)
さてさてエスカッション(マウンテンリング)にPUを組んで・・・
またこれが・・・・スプリングが硬いのなんのって・・・
PU組むのに筋力がつきそうっすわ(笑)
もしアルニコ5に交換するとなったら、またバラさないとって思うと
悲しくなるような硬さでした・・・・
私のタケスペはDimarzio DP-151 PAFproを2発でアルニコ5
TAK松本シグネチャーMG-MUGはLIVE-GH1を2発でアルニコ5
今は亡きSLDのリアはDimarzio DP-155 TONEZONEでアルニコ5なんっすわ。
唯一SLDのフロントがSeymour Duncan SH-PG1n Peariy Gatesで
アルニコ2を使っています。
私は結構SH-PG1nが気に入ってんですけどねぇ。
でも、SH-PG1nはターン数が多いんで参考にはんらんかもっすわ。
もしかしたら多機種同様アルニコ5に交換するかもっすわ。
ボディーに組んだ状態っす。
ヒスコレを意識してエスカッションを高めにしてみました。
後は弦を張って調整してダメならエスカッションを削る事にしますわ。
これで後は仕上げっすわ。
サーキットの交換
さてさて暗黙のコンセプト実験君2では
Gibsonのパーツを使えば何処までGibsonの音に近づけるか!
私の経験上PU交換が一番劇的に変わるって思うんですわ。
ポットや配線材、コンデンサなんかで音が変わるんかなぁ・・・
どうせエフェクトかけて音を加工しちゃうんだし・・・
そこはそれ・・・突込み所満載って言うのもなんですし
こんなん準備しました(-"-;A ...アセアセ
Gibson純正指定SwitchCraft社製PUセレクター
+セレクターツマミ アンバー(画像中右端)
+オプションのディープナット
Gibsonのパッケージ品を買うと遠慮なしにこれが入ってます。
Gibson刻印も無く、ガッツリSwitchCraft刻印されてるから驚きっすわ。
ボッタ食ってるって良く分かる品っす <真空パックみたいな包装料が高いのかも・・・
レスポールは表板のメイプルが厚いんで付属のナットではとどかないらしいっすわ。
で、レスポールにはディープナットが必要になります。
今回はGARRETTAUDIOさんから通販してもらいました。
SCUD LP-SW-B LP用スイッチプレート
RHYTHM/TREBLEの文字が入ってるやん!みたいな・・・
これの裏側を表にして貼りつけております。
この部品で音が変わるんかなぁ〜なんて事は無いと思いますが
純正は1800円くらいかな?これは150円くらいで手に入ります。
最寄の島村楽器綾川店に行ってきますた。
Gibson純正500KΩポット
廃盤になったCGE社製、Gibsonロゴ入りのポット4個セットっす。
Les Paul等に使用可能なロングシャフトで。
抵抗値は500K、カーブはA (Audio) カーブっす。
国産ギターはミリ規格のショート(普通?)でも良い機種もありますが
ま、一応Gibsonのレスポールに使ってる奴ってこってロングを購入っすわ。
さすがに新品は無いんでオークションで落札しました。
現在はCTS社がOEMしてるらしいですわ。
WSC刻印ありの500KAスイッチポット インチ PUSH/PUSH
スイッチィングポットは、私のサーキットでは定番の
フェイズアウト回路用っす。個別にスイッチを付けると外観を損なうので
レスポールらしく4ポット構成でフロントのトーンをこれにして正・逆位相するっす。
Gibson純正のスイッチポットもあるんっすけど何処のOEMか分からなかったのと
純正は勿体無い金額でしたんで・・・
ホントは外観をTAKシグネチャにして、サーキットをジミー・ペイジシグネチャの
レスポールサーキットにしようかなって思ってたんっすわ。
回路図はGibsonのHPで公開しておりますしねぇ。
ジミー氏のはスイッチングポットが4個構成で
各Volumeポットがコイルタップでハム/シングルに切替でき
Front Toneポットがシリーズ/パラレル切替スイッチ
Rear Toneポットがフェイズアウト/ノーマル切替スイッチになってます。
まぁ〜今回はGibson Original PUが手に入って2芯なのと
運良く純正ポットが手に入ったのでフェイズスイッチだけにしました。
Gibsonポットは1個予備で置いておきますわ。
ハットノブインチ4個
まぁ〜ポットが4個あったらノブも4個必要っす。
Gibsonポットは当然インチ規格なんでインチサイズっすわ。
色はブラック・アンバー・ゴールドってありますが
CYはゴールドなんで右端の部品ですわ。
まさか・・・純正じゃ無いから音が違うって言わはる人は居らんと思いますけど・・・
ただのツマミでも変わるかぁ〜?
GARRETTAUDIOさんから通販してもらいました。
Metal braided wire
22AWG(0.64mm) 錫メッキ銅/7本撚り線
外径:ワックスコーティング・クロス+網線シールド/2.24mm
ギブソンのPUは2芯でこう言うのがついてます。
私は、配線で音が変わるって思ってませんけど・・・
まぁ、線径が変わったら多少は変わるかも・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
いつもはBelden社の#8503を使ってんですけど
今回はこれを使おうかなっておもってたんっすわ。
しかし。よくよく考えたらこやつは網線剥き出しなんで
何処で短絡するかわかんない。
ですんで今回は更にシールド製を向上させて
Belden社の#8214を使うことにしました。
Kester44Solder(ケスター44ハンダ)
ROSIN CORE SN62PB36AG02
(合金組成/錫62%:鉛36%:銀2%) 太さ/.020(0.5mm)
私はハンダで音が変わるって思っておりません(笑)
それにレスポールが出来た頃に銀入ハンダなんて無かったですし
たった0.2%の銀で何ができるんやねん!みたいな感じっすわ。
まあ〜気は心って方にはお勧めかも(笑)
今回もいつものcool_hand_jpさんにお世話になりました。
SwitchCraft社製モノラルジャック
Gibson純正が見当たらなかったのでまぁ〜定番ってか
PUセレクタを使ってんだからジャックも使ってるだろうって予測です(笑)
パソコンと同じでこう言うのって裏事情とかか、バルク品は結構安く入ります。
これは送料込みで350円くらいで入るんじゃないかな?
何処のを使ってもあまり変わらないって思いますけどねぇ。
同じ品ならバルクの方が断然お得ってもんですわ。
SCUD P-100Bサイドジャックプレート
この部品で音が変わるんかなぁ〜なんて事は無いと思いますが
純正は1200円くらいかな?これは210円くらいで手に入ります。
最寄の島村楽器綾川店に行ってきますた。
SPRAGE Black・Beauty 160P (6TM)
レスポールのコンデンサ(キャパシタ)では同社のBumble・Bee(バンブルビー)の
次に人気のコンデンサですねぇ。
Bumble・Beeは50年代半ばから後半にかけてGibsonに使われていて
今ではNOS(ニューオールドストック)はとても高価になってますわ・・・
1個6000円〜が相場ではないでしょうかねぇ。
高くて手が出んってのが実際の状況っす。
Black・BeautyはBumble・Beeから受け継いで60年代初頭に使われてました。
こちらは比較的安価で手に入ります。
って言ってもコンデンサとしては高価でしたけどね( ┰_┰) シクシク
0.22μF/400Vが指定のキャパシタっすわ。
まぁ〜現在のSTDなんかのセラミックコンデンサでも良かったんだろうって
思いますけど、これも突っ込み所って感じっす( ̄∇ ̄;)ハハハ
これらにしても同社のVitaminQにしても、レプリカが出るくらいっすから
コンデンサ界のドンではないでしょうかねぇ・・・
今回はバンテックエレクトロニクスさんから通販してもらいました。
さてさて、獲物もそろったんで、いよいよ2P2V2Tの回路の製作ですが
簡単に言うと1P1V1Tの回路をPUセレクタで切替またはミックスして
ジャックからアウトプットするんっすけど、大まかに言って2種類あるんっすわ。
文章で書いたら分かりにくいんっすけどコンデンサの取回しの差ですわ。
Gibsonが採用しているのは、ボリュームポットとトーンポットを
コンデンサで繋いでる方法でコンデンサで回り止めをしているって説もあります。
もう一つはもっと簡単なトーンポットからコンデンサを解して
アースに落としてやるって方法っす。
こっちの方が狭い視野では簡単にできますし一般的でもあります。
ま、今回は面倒っすけど前者のGibson方式で製作する事にしますわ。
このGibson方式で結線すると片側のPUのボリュームを0にすると
PUセレクタをミックスにした時に出力が0になるんっすわ。
スイッチ奏法ができるそうな・・・( ̄  ̄;) うーん
って〜事で、( ̄_J ̄)ん?何が?
ペグ交換の時にウンチク語ってますから読んどくれやす。
ここもまた合わない・・・・orz
Gibポット23/64 (0.359)inに対してJaルーズホール9mm・・・微妙
サクサクやっちゃう。
10mmのドリルで穴をあけて
面取りビットでバリをとっちゃう。
タケだぁ〜やタケスペと違ってCYのサーキットの座グリは狭い・・・
術野が狭いって事は・・・・ハンダで火傷するリスクも高いってこって
Nの方向はNorthではないNeck方向<分かるって・・・
ダンボール紙で型をとってポットの配置をしてある程度外で
サーキットを組んでおきますわ。
後はサクサク結線していくって・・・・あまりサクサクでも無いんっすけどね(笑)
ここまでできたらボディー側にPUセレクターを組んどきます。
まぁここで特筆すべきは日本製のPUセレクタ用トグルスイッチは
フロントとリアの入力端子の間に出力端子があり、反対側がアース端子なんですけど
スイッチクラフト社製はフロントとリアの入力の間にアースがあり
反対側に出力があって知らなかったら間違って繋いじゃうとこっす。
私は間違って繋いでテスタで当たって(*'ω'*)......ん?なんで
ネットで調べちゃいました(;^_^A アセアセ・・・
外国製はほとんどがそうなってるそうっす。
トグルスイッチからフロントPUの下を通って
キャビティーまで行くんっすけど・・・
元機械屋としては、工業製品としてコストがかかりすぎる!と、思うっす
なんせフロント・リア入力と出力で3本通ってる・・・・
これだけで1m以上のケーブルを使っちゃいますからねぇ〜
それでいてPUの切り替えがしやすいかって言うと
VolumeやToneから離れてて使いづらいんですから
何のこっちゃって話っすわ_| ̄|○ガックリ
ま、愚痴はこれくらいにして
後はガンガン組んで生きます・・・・何かに憑かれたように・・・
で、こうなっる。
もう年ですかねぇ〜こう言うのって良く見えないっすわ。
メガネを考えた人にハグしたい気持ちっすわ( ̄∇ ̄;)ハハハ
最後にモノラルフォンジャックを組んで
ハットノブを差し込んだら完成っす。
左の画像がノーマルの場合、右はフェイズアウトの場合っす。
フロントのTONEが出っ張ってるのがわかります?
これで完成っすわ。
フィンガーボードの改造
さてさて暗黙のコンセプト実験君2では
Gibsonのパーツを使えば何処までGibsonの音に近づけるか!
って言ってもここは木部でローズウッドならあまり関係ないかも・・・
これは、純正に交換するわけにいかんから似た感じにしたいと
元々はヒスコレ並みにバーロイドがハッキリした柄なんっすけど
いかんせんこのまま使うとレギュラーラインのレプリカになっちゃう( ̄∇ ̄;)ハハハ
カスタムショップ製はアバロンインレイなんですよねぇ〜
で、いろいろ考えたんっすよねぇ・・・。
ルーターを持ってるんでアバロンインレイを購入して
バーロイドを剥がして張り直すとか・・・
オークションでアバロンインレイはたまに見かけるんですけど
結構な値がしますねぇ〜( ┰_┰) シクシク
専門店でも通販は可能なんですけど、ず〜っと品切れのままで
入荷の時期は未定って事っすわ(/||| ̄▽)/ゲッ!!!
どうするべぇ〜って時に偶然見つけたのが
ここインレイステッカーのJockomoさんですわ。
こうなったら面倒だ上から貼ろう!みたいな・・・
しかぁ〜し!HPを見渡すところ
Position-マウンテンブロックは
Aged White Pearl、Whitesilver、Abalone Green
しか作ってない・・・・ガ━━(;゜Д゜)━━ン!!
マウンテンブロック アバロングリーン
TAKシグネチャはどう見てもブルーが勝ってる気がする
でも、Birds in Flight Fret Markers(ABALONE BLUE)ってのはある・・・
それと、オリジナル製作についてってコーナーもある(ΦωΦ)ふふふ・・・・
特注するべ!って気になる ピョハハ!(≧Θ≦ )人( ≧Θ≦)ピョハハ!
ただ、一度何かを注文して気に入って貰ったユーザーのみって事で
他のステッカーとは別に注文しないといけないんですわ。
で、先に別の物を注文してから実績を作ってメールをしてみtました
メール内容は以下 抜粋
outlaw >オリジナルと言うほどじゃなかとですが
>御社のposition-マウンテンブロック(AG)[RDP-9052-AG]のデザインで
>シートをposition-Birds in Flight/AB[RDP-0428-AB]と
>同じアバロンブルーで製作できんとですか?
JOCKOMO>問い合わせありがとうでありんす。
>色替えはオリジナル製作として製作できるでありんす。
>しかし、現在オリジナル製作が大変混み合っておりんして
>現在注文をお受けできなくなっておりんす。大変申し訳ござんす。
との事・・・・_| ̄|。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。○ガックリ
が!そこで引下るoutlaw君ではない <やっぱ只者ではない(笑)
O>先の件了解したとです。
>受注・発送の先が見えんとですねぇ。
>製作できんとなら、シート切り売りはできんとですか?
J>インレイステッカーは1商品ごとにデザインされカットしているのでありんす。
>シートと言うモノが存在ないでありんす。
>せっかくご連絡頂いているのでりんすゆえ、お時間頂けるようでしたら
>特別に製作させていただくでありんす。
って事で無事製作していただきました。
まぁ〜オリジナルって言ってもシート替えだけですし
新しい型を作るわけでもありませんしねぇ。
先方も手軽に短時間で製作できるんで引き受けてくれたんでしょう。
これが複雑な形だったらおそらく断られてたでしょうねぇ。
金額的には送料別でレギュラー品の3倍まではいきませんでしたわ。
しかぁ〜し!まだまだ問題はある。
レスポールSTDは元々マウンテンブロックっすわ。
そらぁ〜規格ってのがあれば全国共通世界共通なんっすけど
メーカーによって寸法は異なってくるんっすわなぁ_| ̄|○ガックリ
まぁ〜当たり前田のクラッカーっすけど <今時知ってる奴居ないって・・・
シートが大きければ問題ないんですけどねぇ〜
どうしてもドットポジションを隠すだけの物ですし、フレット数や
フレットのメーカー、種類、寸法によって間隔はマチマチって事で少し小さく作ってあんですわ。
このまま貼ってしまったらシートの縁取りに白いバーロイドが見えちゃう。
で、考えた・・・インレイを作る時は少々大きめに溝きり等をして
隙間を黒檀(エボニー)や紫檀(ローズウッド)の粉を接着剤に混ぜて
隙間埋めや接着するんっすわ。
ってこって周りが黒かったらOKやろみたいな・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
とはいえ油性マジックで塗るわけにもいきませんから
今回ソフト99さんのキズペンを使ってみました(笑)
画像はまだ1回塗って乾かしてるところなんで荒いっすけど
「防錆剤配合でキズ部分のサビ発生を防止。
耐熱温度80℃、乾燥後はシンナーでしか落とせないほどの硬度・耐久性を
発揮とカンタンな作業からは想像もつかない高性能補修アイテムです。
コンパウンドでの磨き仕上げでさらに美しい仕上りも得ることができます。」
らしいっすから・・・<錆びるか?
ま、弦との摩擦で何れは剥げると思いますけど(爆)
で1枚1枚丹精に焼き上げて・・・ちゃう、張り付けて
完成っす!